2008-11-29から1日間の記事一覧

 無限の業を重ねて生きよ(または世界で一番バカ殿様) (6)

がくぽは、その鞘の刀を提げ近づいてくる相手に対しつつ、ほぼ自然体から突立ったるままに右足を引き、剣尖を後ろに落とし『美振(ミブリ)』を車(脇構え)に取った。……そのがくぽの身の位にも、依然、相手は歩み寄ってくるが、その剣尖を向けないがくぽの姿が…