Wouldn't you like to know. Maybe it's XXX


 マリリン・モンロー主演の映画『七年目の浮気』ではモンローの演じるのは名無しのどこかの娘(役名:The Girl)ですが、作中で
「(一体彼女は誰なのか)知りたいか? マリリン・モンローかもな!」
 という、すでにモンローがスターであるということを背景にした、えらくメタなジョークがあります。明らかにモンローではないという設定の娘がモンローかもと言われ演じているのはモンロー。


 ところが、仮に学パロとかで、初音ミクが明らかにミクではない人間の少女の役をやっているとして、
「知りたいか? 初音ミクかもな!」
 では文字通りシャレになりません。このジョークはモンローでは成立しますがミクでは成立しないのです。それは何故なのか、実の所『ミクである』ということの定義の問題となりますが、残りはそのうち考えよう