規定II


>66 : ななしのよっしん :2010/12/05(日) 09:40:14 ID: dnWnmjh8zy
>> 我々(※ロボット)とハルカ様(※人間)の立場には毛ほどの違いもなく、
>> 奉仕隷属強制命令したりされたりするくらいなら死んだほうがマシであり、
>> つまるところアイザック・アシモフはクソして寝てろってわけですよ。

> 我々は我々自身の意志を肯定するように、ハルカ様の意志も肯定します。
>> ロボットであるか人間であるかに関係なく、同じ思考する物体として、
>> どこまでも対等な存在として、我々はハルカ様の意志と行為を肯定します。


 これは『鉄コミュニケイション』(小説版)のフレーズ。ニコ動では「ハルカ様」というと別のものが連想されたのが読み流された一因か。
 補足しておくと、ネット上(とか、VCLD界隈とか)では、(シュレディンガーの猫パラドックスであることを理解せずに無暗にマクロ適用される誤解と同様)あたかも『アシモフの三原則はロボットというものに不可分の絶対原理である』かのように、ロボット全般に無暗に適用しようすることが多い。上述の引用フレーズは、故意にその前提に立っているとも、そういう誤解の風潮を揶揄しているとも見えるのですが、アシモフ自身は別にそんな位置づけであの三原則を作ったわけでは最初からなく、罵倒されるような筋合いは全くない。が、ネット上(とか、VCLD界隈とか)の三原則の扱いを見れば、遠因としてスケープゴート化するのもまた歴史的必然。
 ちなみに鉄コミ(原作漫画)の、人間は人間の世界に帰るという『フロストとベータ』的ともいえる落とし方は到底好きになれそうもありませんねぇ