内裏・雛


 雛祭り- 日本語版ウィキペディアより



 内裏というから天皇を指しているように思えますが、親王のことが多いとこの項目にはある。しかし別の項目には天皇と書いてある。


>なお、「お内裏様」・「お雛様」、いずれも男雛と女雛の二人で一対を指すもの
>であり、男雛のみを「お内裏様」、女雛のみを「お雛様」と呼ぶのは誤りである。
>この誤用はサトウハチローが作詞した童謡「うれしいひなまつり」の歌詞から広まった。


 ほうほう。知らなかった。


 ……って本当に知らなかったのか?
 記憶をよくよく探ってみると(本当にone generationとかの年月を奥深くまで探ってみると)確かに「一番上の男女一対」を並べながら、それが「お内裏様」だ、と教わったことがある。お内裏様とお雛様を別々に歌う歌詞が、自分の知っているのと違う、と感じたことがある、その記憶も確かにあります。
 しかし一体この正しい方の知識を並べながら誰が教えてくれたのか? 母だったか祖母だったか? それさえまったく思い出せない。
 非常に不安なのは、こういう貴重な知識について、母か祖母の代までは次世代に伝えるという義務を確実に果たしていたのに、自分はこんなに考えないと、しかも完全には思い出せないくらいあやふやで、次代に伝えられるという自信が全くありません。いつしか貴重な知識の連鎖がネット等で拡散された薄っぺらい代物にとってかわってしまうんじゃないだろうか?