びっくり記事


 「サラリーマンはいいもの。辞めないほうがいい」(ザリガニワークスの人達へのインタビュー記事)


 ニュースサイトは取り上げないんですが、「文章の役割」というものについてあまりに驚いたので。何が驚いたかって、一体何がどうサラリーマンはいいものなのか全く伝わってきません。
 おそらく、これを取材した記者は才気煥発なデザイナー二人が、会社務めだった頃について「も」楽しかった、と言っていたのが、よっぽど意外だったとかよっぽど驚いたのでしょう。
 が、この記事、この二人の語る内容から伝わってくるのは、こんな二人なら、会社務めだろうが独立していようが受験だろうが修行時代だろうが遍歴時代だろうが、どこでどんなときもやっていけるような人達なんだろう、という印象だけです。タイトルも記者のまとめたいことも何ひとつ意味をなしておらず、記者の意図がまったく何の役にも立っていません。が、そんなもんかもしれんね